全日本U-12サッカー選手権地区予選準決勝

県大会まであと2つ。

ここからシード組との対戦。

まずはS3リーグ所属の浅羽FC。

昨年リーグ戦で対戦経験があり、相手の戦力は把握済。

1番の敵は朝からの雨。濡れたピッチ。


[全日本U-12サッカー選手権大会天竜東地区予選準決勝]

VS 浅羽FC(袋井市)

◯2-1 ・アーク、寺田


これまでの積み重ねをよく表現していたゲーム。

嫌な展開をひっくり返し、逆転で勝ち抜けとなりました。


雨も少し落ち着いてきた中で試合開始。

相手の3-3-1に対し、こちらは通常通り2-4-1。

警戒する相手の俊足エースは予想通り右サイド。

負けられないトーナメントですが、選手に気負いは感じられず。

開始早々から相手陣内にボールを進め攻勢に。


相手は後ろに重い3バック。

センターレーンで2対1となり鈴木夏が何度もボールを受けてチャンスメイク。

先制も時間の問題かと楽観視していましたが、「サクッ」と音か聞こえるくらいキレイにカウンターをくらい先制点を許します。

攻勢に出たところ、こちらの右サイドから逆サイド、警戒していた相手エースにボールが通り、1対1で外されての失点でした。

ポゼッションとカウンターというサッカーのかみ合わせもある中、相手の狙い通りの展開、プレーだったかもしれません。

仕方ないとも言えまずが、対処できない訳でもないと思うので個人含め改善が必要なプレーでした。


いい出だしから一転、早い時間にビハインドとなり勢いは削がれた様子。

それでも時間の経過とともにまたボールを動かし攻勢に出ます。

これまでもまぁよく失点してきた事もあり、どうやら慣れたご様子。


とはいえ。

バイタルエリアまで前進はできますが、シュートまで打ち切れない。

1プレーが合わない。

前半残り5分でFWに5年鈴木遼を投入。

高い位置取りが上手い。ボールも入りリズムも変わる。

何度かゴールに迫るも、決定機という決定機は無いまま、前半は0-1で折り返します。


ハーフタイムも特別な指示はなし。

選手の顔も焦りというより自信ありげ。


さて、勝負の後半戦。

相手は前半から変わらず、リスク回避でGKは全てロングボール、こぼれ球拾い勝負。

めんどい。連動したプレスで高い位置でボールを狩りたいがままならない。

中央に絞る位置を少し相手側に変える。


こちらはGKからビルドアップがメイン。

相手3バックは後ろ比重、逆にサイドはこちらのサイドにしっかり当たってくる。

中央を使い前進はできる。これは前半から変わらず。

2バックに対して2枚当ててくるのでアンカーをDFラインに卸すか、SHが降りてボールを受けるのか。アークの攻撃力を活かしたいのでSHが降りを担当。

このゲームで出た課題としては、アンカーの位置と、CBの押し上げの低さ。

見返してないから分からないけど、攻撃にいつもの厚みがなかったような気もする。

CBがシュート打ってないし。


後半も折り返し。いまだに0-1。

流れは悪くないが、前半からこのテンポで得点には至らない。変化が欲しい。

サイドハーフにカットインを狙ってもらう。

こちらのSHから見ると、前には相手SHにSBと2枚。

外のレーンからカットインするとサイドレーンのSBも外れる。お得。

前半から右で攻めるも最後は俊足エースのカバーに合っていた事もあり

左からエースを外して右で仕留めてもらおう。

で、左右を入れ替え。今井にそれをお願い。ここから個人的ハイライト。


GKから降りてボールを引き出して、注文通りに相手のエースを剥がす。

運んでカットイン。

3線速攻は戦術練習で学習済。

はいはい、アレね。と

FWがサイドに流れDFを連れ出す。

今井はセンターレーンに運ぶと相手のCBとSBの間にスルーパス。

これに逆サイド走り込んだ川口が抜け出す。

本当に狙い通りのプレーで崩しきったが、これもまた決まらず。

ゲームのようにはいかんな。


ビルドアップから繋いで攻めるこちらに対し

相手は縦に早いカウンター。

とにかく相手のエースが怖い。単独でチャンスを作ってくる。すごい。(語彙力)


それでも攻め込む数で上回る。

試合も終盤。

鈴木夏のスルーパスに中央割って入ったアークが抜け出し、起死回生の同点弾。

さすが。

これで1-1。


時間は残りわずか。PK戦も負ける気はしなが勝ちきりたい。

センターレーンの2枚の位置は高めに修正。

勢いもある。

右CK、混戦から後半ピッチに戻った寺田が蹴り込み逆転弾。

ピッチINの前に語りかけたらなんでか目がキラキラしてた。

なるほど、自信があった訳ね。


そんなこんなで、きっちり帳尻を合わせて決勝進出を決めてくれました。

2年連続の県大会まであと1つ。

枠の少ない全日は出ればクラブ初。

決勝までやれる事をやりきって後悔のないようにお願いします。

【チームMVP】鈴木夏

トップ下に入りボールを引き出してはバイタルエリアで相手を威嚇。

決定的なパスも通し、攻撃のタクトを振るった。

高い視座でさらなる飛躍を期待。

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